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第98回検討会概要《睡眠時間と死亡率 ~週末の睡眠時間は重要?》

◆開催日時:2020年1月10日(金)
◆参加人数:27名

※今後の開催予定
2月7日(金)午後6:30~ 産業医科大学東京事務所
3月7日(土)午後2:00~ 国立国際医療研究センター 
                100回記念シンポジウム
     
◆紹介論文
論文題名:Sleep duration and mortality – Does weekend sleep matter?
和  訳:睡眠時間と死亡率 ~週末の睡眠時間は重要?
掲載誌:J Sleep Res. 2019; 28:e12712.
担  当:黒田 玲子 先生(コンセプトシート
【紹介論文を理解するための6つの質問】
1)本研究で休日と平日の両方の睡眠時間について検討するのはなぜですか。
2)本研究では短時間睡眠及び長時間睡眠をどのように定義していますか。
3) 休日の睡眠時間と死亡率との関連には年齢による違いはありますか。
4)平日と休日の睡眠時間の長短のどのような組み合わせが死亡リスクが高かったですか。
5)65歳未満における平日の短時間睡眠と休日の長時間睡眠を組み合わせた場合の結果をどのように解釈できますか。
6)本研究の結果を受けて、どのような睡眠指導が考えられるでしょうか。

◆研究動向
タイトル:鉄道運転士の医学適性について
担  当:川島 正敏 先生
 鉄道という交通システムが人々に活用され、社会の発展に寄与するためには、何よりも安全であることが絶対的に求められる。鉄道の安全のためには、技術やシステムの向上も有効であるが、鉄道の運行を担う人間の力が適切に発揮されることが不可欠である。そのため、鉄道保安の見地から、動力車操縦者(鉄道運転士)等の鉄道係員には身体検査(医学適性検査)が行われ、基準を満たした者のみが鉄道の運行に従事できることとされている。鉄道の開業以降、技術は時代を経て著しく改良し、また医療技術も進歩していることから、身体検査の内容や評価方法についても、時代に合わせて改善する必要がある。2018年に、動力車操縦者の身体検査の基準について整理し、身体検査マニュアル(仮称)の作成が開始された。その際、JRや民鉄の産業医が中心となり、動力車操縦者に求められる医学適性やその評価方法について検討されることとなった。その過程について報告する。